ここのレスで紹介してもらった映画観てみました。
イイ!イイですよ!この映画。
ちょっと書きましたが、
私、動物ものはちょっと辛くなりすぎてボロボロになってしまうんで、避ける傾向があります。
ドキュメントだと必ずといっていいほど“死”が写りますし、
その現実は現実として大切なことの一部だとはわかっていても痛くて痛くて。。。
作りこみ系のは、無理やり演技させたりしてる感じが出ちゃったりすると、それがまた痛みのもとになってしまうんです。
が、この映画はそれがないです。
実際にあった話を基に作られた映画ですが、
動物系にありがちな「ほれ泣け!やれ泣け!」がありません。
むしろ淡々と。。。う~ん。ちょっと違いますねぇ。
淡々じゃないか。。。飄々と?…微妙に違う...orz
冒頭30分以上主人公と思われるシービスケットが出てきません。
これだけでも普通のありがちな“動物もの”とは違うと判ってもらえるでしょうか。
この映画はシービスケットという馬と、それをとりまく人間たちと、
その時代にシービスケットが何を残したのか…それを描いた映画です。
冒頭近く「詩のように美しい」というセリフがありますが、
これが全編を通じて流れる風のようです。
ほんとうにきれいです。
全編がまるで吟遊詩人の歌う叙事詩のよう。
馬ってこんなに美しいものだったなんて…。
評価:★★★★+半分
(中古DVDあったら買っちゃう。また観る!)
<イメージを台無しにする一言ストーリー>
むかし、むかしあるところに“似たもの同士の二人?脚”がありました。
監督:ゲイリー・ロス
出演:トビー・マグワイア、ジェフ・ブリッジス、クリス・クーパー